ECCF(冷間圧造用渦流探傷装置装置)
( In Line Eddy Current Tester for Cold Forging
Machine )
特徴
高品質
冷間鍛造の直前に渦流探傷を行うため、伸線時に検出された素材および加工キズだけでなく、
伸線後から冷間鍛造までに発生する取り扱いキズも検出出来ます。
高性能
ノイズ低減機構の高性能センサーの採用により、人工キズ幅0.1mm、深さ0.1mm、長さ5mm以上が検出可能です。
確実性
センタリング機能を持つガイドローラーの採用および振動吸収装置により機械振動などを抑制でき、安定した探傷が可能です。
仕様
機 種 | MH-30 |
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本体サイズ(L×W×H) | 297mm×300mm×405mm |
重 量 | 40kg |
対象検査材 ・ 仕様 | 材質:普通鋼、炭素鋼、合金鋼など 寸法:φ7~φ38 被膜:ボンデ又は石灰被膜など 曲がり:両端ガイド(内径:素材径+0.4mm)間 長さ470mmの検査材が通過する曲がり 最大プローブ回転数:6,000rpm プローブ数:2ch 検出能力:放電加工の人工欠陥 幅0.1mm×深さ0.1mm×長さ5mmをS/N比3以上で検出 被検査材送り速度 :MAX30m/min 探傷部:デジタル方式 製品振分:デジタル方式 周囲温度:常温(0℃~50℃) |
特 徴 |
①送り速度30m/minに対応可能 ②探傷時のノイズを低く抑えられます。 ③全方位の位相に対応 ④白粉対策装置を設置可能(オプション) ⑤オフライン時退避可能 ⑥電子基板は簡単に差し替え可能 |
※MHシリーズは、高性能化・海外対応を目的に原電子測器(株)殿、宮崎精鋼(株)殿、宮崎エンジニアリング(株)の3社にて
開発した商品です。
回転体外観
制御部外観
制御部モニター
従来型伸線探傷システムとECCFとの違い
従来型伸線材の探傷システムでは、伸線工程で疵部のマーキングを付けますが「マーキングの塗装がキズの無い部分に転写する」、「マーキング塗装が剥がれる」、「保管・横持ち・輸送中に新たな取り扱いキズが発生する」等の問題があります。ECCFでは伸線材を冷鍛加工するにあたりこれらをの問題点を克服いたしました。
検出事例
MN-15 チャート
MN-15 外観
MN-15 キズの深さ
MH-60 チャート
MH-60 外観
MH-60 キズの深さ